オフィスの電話はどう繋がっている?スマホ時代でもなくならない「ビジネスホン工事」と国家資格「工事担任者」

はじめに

「今は一人一台スマホを持っているのに、なぜオフィスのデスクにはまだ固定電話があるの?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?


確かに、プライベートで固定電話を使う機会は減りました。しかし、ビジネスの現場では今もなお「ビジネスホン」は欠かせないコミュニケーションツールです。

会社の代表番号にかかってきた電話を複数の社員で共有したり、別の部署へ転送したり、外出中の担当者のスマホへ繋いだり……。

こうした複雑な動きを支えているのが、私たち武藤電業が手がける「ビジネスホン設置工事」です。


「ただ線を繋ぐだけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はここには電気通信のプロにしか扱えない「国家資格」の世界が広がっています。

今回は、いわき市のオフィスインフラを支えるビジネスホン工事の裏側と、一生モノの武器になる資格について詳しくご紹介します。



家庭用電話とはここが違う!「ビジネスホン」の仕組み

家で使う電話機は、壁のモジュラージャックに直接繋げばすぐに使えます。しかし、会社で使う電話機(ビジネスホン)は、そのまま繋いでも音すら鳴りません。


システムの司令塔「主装置(しゅそうち)」

ビジネスホンには、「主装置(またはPBX)」と呼ばれる、小型冷蔵庫やパソコン本体のような形をした制御装置が必ずセットで設置されます。

外からかかってきた電話(外線)をどの電話機に振り分けるか、内線同士の通話をどう制御するかを判断する、いわば「電話システムの頭脳」です。


この主装置の中に「基板」と呼ばれる電子パーツを組み込み、それぞれの会社に合わせた「設定(プログラム)」を書き込むことで、初めてあの便利な機能が使えるようになります。



「配線」と「設定」の二刀流!プロの仕事内容

ビジネスホン工事は、弱電工事の中でも「ITエンジニア」に近い要素が多分に含まれています。


1. 緻密な配線工事

オフィスの床下(OAフロア)や天井裏を通り、何十台もの電話機までケーブルを引いていきます。

単に線を引くのではなく、将来の増設やレイアウト変更を想定して、美しく、かつメンテナンスしやすいように整理して配線するのがプロのこだわりです。


2. システムデータの設定(プログラミング)

配線が終わったら、パソコンを主装置に接続し、専用のソフトで設定を打ち込んでいきます。

  • 「1番のボタンは営業部の外線にする」
  • 「夜18時以降は自動で留守番電話に切り替える」
  • 「特定の番号からの着信は拒否する」

こうした細かな要望を一つずつ形にしていきます。いわき市内でも、企業の働き方に合わせた最適な設定を提案・構築するのが私たちの役割です。



通信のプロを証明する国家資格「工事担任者」

ビジネスホンの工事を行うには、「工事担任者」という国家資格が必要です(※一部の小規模なものを除く)。

電気工事士が「電気の通り道」を作る資格なら、工事担任者は「情報を正しく伝えるネットワーク」を構築するための資格です。


資格を持つことのメリット

この資格は、一度取得すれば生涯有効な国家資格です。

近年、電話回線はインターネット回線(光回線)を利用した「ひかり電話」や「IP電話」が主流となっています。

そのため、工事担任者の知識は「電話」だけでなく「インターネットネットワーク」全般に精通している証となり、IT社会において非常に市場価値の高い技術者として認められます。


武藤電業では、この「工事担任者」の資格取得を全面的にバックアップしています。

「電気もわかるし、通信ネットワークもわかる」

そんなハイブリッドなエンジニアを目指せるのが、この仕事の大きな魅力です。



スマホ時代だからこそ、ビジネスホンは進化している

「それでも、スマホがあれば十分では?」と思うかもしれません。

しかし、今のビジネスホンはスマホと「敵対」するのではなく、「融合」しています。


スマホの内線化(FMC)

外出中の社員のスマホを、会社の「内線電話」として使う技術です。

会社にかかってきた電話を、そのまま現場にいる社員のスマホへ転送し、無料で通話する。

こうした最新の通信インフラの構築も、私たちの仕事です。


従来の物理的な配線技術に加え、アプリの設定やクラウドの知識が必要になるため、新しい技術が好きな人にとっては、飽きることのない非常に刺激的な現場です。



いわき市のビジネスを支えるやりがい

私たちが工事を行うのは、地元のオフィス、病院、店舗など様々です。

電話がつながらないということは、その会社にとって「お客様との窓口が閉ざされる」ことを意味します。


トラブルで困っているお客様のもとへ駆けつけ、迅速に復旧させた時。

あるいは、新しいオフィスで全社員のデスクに電話が並び、一斉に使い始められた時。

「これで明日から安心して仕事ができるよ、ありがとう!」という言葉をいただけるのは、地域密着で働く私たちにとって何よりの喜びです。



まとめ


ビジネスホン工事は、単なる「電話の設置」ではありません。

「企業のコミュニケーションをデザインする」という、非常に知的でやりがいのあるエンジニアリングです。


武藤電業では、未経験からこの「通信のプロ」を目指す仲間を募集しています。

機械いじりが好きな方、PC設定に抵抗がない方、そして何より「地域の誰かの役に立ちたい」という想いがある方。


私たちと一緒に、いわき市の通信インフラを守り、支える技術者として成長していきませんか?

あなたの挑戦を、心からお待ちしています。


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最後までお読みいただきありがとうございました。