古いインターホンを最新の「録画機能付き」に交換!既存の配線はそのまま使える?プロの判断基準

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はじめに

「ピンポーンと鳴っても、誰が来たのか声だけで分からない…」「留守中に誰が来たのか確認したい!」そんな悩みから、音声だけの古いインターホンを、最新の「録画機能付きカラーモニターインターホン」に交換したいと考える方が増えています。


しかし、いざ交換となると気になるのが工事のこと。「壁の中に埋まっている今ある配線は、そのまま使えるの?」「新しく配線し直さないといけないの?」という疑問は、多くのお客様が抱える不安です。


結論から言えば、既存の配線は「使えることが多い」ですが、「絶対ではない」というのがプロの回答です。この記事では、弱電工事のプロが現場で何をチェックし、配線が再利用できるかをどのように判断しているのか、その基準を解説します。


結論:既存の配線は「使えることが多い」が、「絶対」ではない

多くの日本の住宅で使われているインターホンの配線は、玄関子機と室内親機を繋ぐ2本の線(2芯線)が一般的です。最新のインターホンも、この2芯線で映像・音声・電源を送る仕組みになっているものが主流です。


そのため、多くの場合、今お使いのインターホンを取り外し、壁から出ている既存の配線を新しい機器に繋ぎ変えるだけで、最新の録画機能付きインターホンに交換が可能です。これにより、大掛かりな配線工事が不要となり、工事費用や時間を抑えることができます。


しかし、すべてのケースでそのまま使えるわけではありません。配線の種類や状態によっては、再利用するとトラブルの原因になることもあるため、必ずプロによる現場診断が必要です。


プロはここを見ている!配線再利用の「3つの判断基準」

私たち弱電工事のプロは、お客様の既存配線が新しい機器でも問題なく使えるか、主に以下の3つのポイントで診断します。


基準①:配線の種類(芯数と太さ)

最も基本的なチェックポイントです。多くのインターホンは「2芯」ですが、古いマンションのオートロック連動システムや、特殊な多機能インターホンの場合、「4芯」や「6芯」など、芯数が多い配線が使われていることがあります。新しい機器が必要とする芯数と合致しているかを確認します。


また、配線の「太さ」(芯線径)も重要です。一般的(0.65mm〜0.9mm)よりも細すぎる線が使われていると、映像が乱れたり、正常に動作しなかったりする原因になります。


基準②:配線の劣化状況(断線・腐食リスク)

築年数が古い住宅では、配線自体の経年劣化が進んでいる可能性があります。

  • 被覆(ビニールカバー)が硬化してひび割れていないか。
  • 壁の中でネズミにかじられた痕跡はないか。
  • 雨水の侵入などで芯線が腐食(サビ)していないか。


これらの劣化があると、交換直後は使えても、すぐに「映像が映らない」「雑音が入る」といったトラブルに繋がるリスクがあるため、プロの目で慎重にチェックします。


基準③:配線距離と電圧降下

玄関子機から室内親機までの距離が非常に長い場合(広い敷地の戸建てなど)、「電圧降下」という現象が起こりやすくなります。これは、電線が長くなるほど電気抵抗が増え、末端に届く電圧が下がってしまう現象です。


新しいインターホンは高性能な分、必要な電圧もシビアです。電圧降下によって必要な電力が届かないと、正常に動作しません。プロは配線距離も考慮し、再利用の可否を判断します。


もし配線が使えなかったら?プロの提案と施工技術

診断の結果、既存配線の再利用が難しいと判断した場合、プロは状況に合わせて最適な代替案を提案します。


提案①:新規配線工事(隠蔽・露出)

最も確実な方法です。古い配線は使わず、新しい適切な配線を敷設します。

  • 隠蔽配線: 壁の中や天井裏に新しい線を通す、見た目が最も美しい方法です。プロの高度な技術が必要です。
  • 露出配線: 壁の表面にモール(配線カバー)を使って配線する方法です。工事費を抑えられます。


提案②:ワイヤレス(無線)式インターホンの導入

建物の構造上、どうしても新規配線が難しい場合の解決策です。配線工事が一切不要なため手軽に導入できますが、子機の電池交換の手間や、電波状況によっては通信が不安定になるリスクも併せて説明します。


まとめ

インターホンの交換は、ただ新しい機器を取り付けるだけではありません。既存の配線が安全に使えるかを見極める「診断力」と、状況に応じた最適な「提案力」が問われる仕事です。


インターホン交換のポイントおさらい

  • 既存配線は再利用できることが多いが、プロの診断が必須。
  • 判断基準は配線の「種類」「劣化状況」「距離」
  • ダメな場合も、プロが最適な代替案(新規配線やワイヤレス)を提案する。


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